基礎知識 資産形成

【簡単理解】資産形成の基礎知識。複利効果とは?

複利効果

複利はアインシュタインが人類最大の発明と呼んでいたというのは有名な話です。今回は投資初心者向けに「複利効果」についてわかりやすく解説します。何故人類最大の発明なのか、「複利効果」について一緒に学んでいきましょう。

もふぴち

複利と聞くと「元本だけでなく、利息が利息を生む」という計算方法だと聞いたことがあるけど、単利と何が違うの?

今回はもふぴち (投資初心者) 向けに複利についてわかりやすく解説するよ。複利と単利の違いを理解し、
複利の効果について一緒に学ぼう。

やるぴち

結論

  • 利息の計算方法は単利と複利の2つがある
  • 元本が2倍になる期間が簡単に計算できる「72の法則」「100の法則」がある

複利とは

利息の計算方法は、単利と複利の2種類があります。

単利は当初の一定の元本に対してのみ利息がつく計算方法です。よって、受け取る利息額は一定です。一方、複利は一定期間ごとに利息と元本を合算し、その利息を合算した元本に対して利息がつく計算方法です。利息が利息を生むため、運用期間が長いほど、複利の利息総額は単利の利息総額よりも大きく増加します。これを「複利効果」といいます。元本に利息が合算される期間には、1カ月複利、半年複利、1年複利などがあります。 また、単利と複利の差を感覚的に理解できる便利な法則「72の法則」「100の法則」があります。これらの法則を使えば、元本が2倍になる期間が簡単に計算できます。当初の元本100万円を金利3%で運用した場合、複利で運用した方が単利で運用するより7年速く元本が2倍になることがわかります。

単利計算と複利計算
単利計算と複利計算の元本推移

複利効果が期待できる投資法

複利効果が期待できる投資手法の1つは積立投資です。積立投資の代表的な非課税制度として、つみたてNISAがあります。つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、年間40万円までの投資で得られた運用益が非課税になる制度です (2018年1月からスタート)。非課税期間は最長20年間で、長期投資に最適です。つみたてNISAの対象金融商品は、金融庁によって選定された投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、購入時手数料がある商品や信託報酬が過度に高い商品は対象商品から除外されています。したがって、投資初心者はつみたてNISAから始めることおすすめします。

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まとめ

  • 利息の計算方法は単利と複利の2つがある
  • 元本が2倍になる期間が簡単に計算できる「72の法則」「100の法則」がある
  • 投資初心者は複利効果が期待できる「つみたてNISA (金融庁政策の非課税制度)」から、はじめるのがおすすめ。
  • この記事を書いた人

Mofupichi (もふぴち)

30代会社員。 資産運用の興味からブログ開設。 ビジネスに役立つスキル(英会話など)や生活を豊かにできるようなノウハウを発信。

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